2016/07/26

GoPro HERO session レビュー

GoPro HERO session


GoPro史上最小というキャッチフレーズで昨年登場したGoPro HERO session。アクションカムについて書くなら、SONYだけ使ってないで、GoProも使ってみないとダメだよねって事で入手してきました。SONYのアクションカムでいうと、昨年発売のHDR-AZ1と同じクラスだと思います。この大きさでどこまでやれるのかレビューしていきます!


■外見

GoPro HERO Session サイドパネルオープン
本体横のパネルを開くとMicroUSB端子とMicroSDスロット
確かに小さいです。ただ持ってみると意外にも重くてびっくりします(74g)。SONYの最軽量モデルHDR-AZ1は64g。本体には電源ボタンとRECボタンのみ。横のドアをオープンするとMicroSDスロットとUSBマイクロ端子が見えます。このデザインはカッコいいですね!


■ここがイイ!

コンパクトなボディでもしっかり写るレンズ

SONY HDR-X3000(左)AZ1(中央)GoPro HERO session(右)
この大きさでフルHD60fの動画撮影が可能です。さすがに4Kは無理ですが、将来的には出てくるでしょうね。思いのほか動画の周辺部分の歪みが小さいのも◎。

本体だけでも設定変更できる

設定変更を本体だけで完結できる
GoPro Appの画面 protune設定はここで行う
録画モードや写真撮影モードの変更は本体だけで完結できます。ホワイトバランスなど、protune設定のみスマホのアプリから接続して行わないと変更できません。AZ1はリモコン(またはスマホ)ないと何も設定できないですからね。

1920×1440も撮影できる

動画だけですが、アスペクト比4:3の1920×1440も撮影が可能です。編集時にトリミングの余地があるのはうれしいですね。フルHDで出力するにしても天地方向にはそれなりにトリミングの余地が残されています。ただGoProは「最も没入感のある画角」とうたっていますが、テレビのアスペクト比が16:9になったのが臨場感を最も感じる画角はどれくらいなのかという研究を経ての結果だったので、このうたい文句はいかがなものか(実際には5:3付近が最も主観的印象を持つ画角だが映画との兼ね合いで近い16:9になっている)。


マウントの固定部分がタフ

ゴムのロックを押し込む事で容易に外れなくなる
エクストリーム系のアクティビティ等で使用することをしっかり考慮している印象です。マウントに設置した際に簡単に外れない様な工夫がしっかりされています。写真のゴムの部分がロックになっていて、これをしっかり押し込んでおけばマウントから外れることはほぼあり得ません。

■ここがダメ!

付属のマウントは貼りつけるタイプだけ

SONYのアクションカムは本体に三脚穴があったりして、特にマウントを買わなくても三脚に取り付けができたんですが、なんとHERO sessionは三脚に取り付ける時もマウントを購入しなくてはなりません。これは盲点。ヘルメットなどに貼りつけるタイプの物しか付属していません。調べていてびっくりしたのですが、なんとAmazonがGoPro用の三脚マウント出してました。サードパーティー製アクセサリの豊富さを見ると、アクションカムは世界的に見たらGoPro独り勝ち状態というのを実感しますね。

バッテリーが取り外せない

充電は本体のMicroUSB端子を使って行います。バッテリーは取り外しが出来ないため、撮影中バッテリーが切れたらまた充電するまで使用することが出来ません。これはバッテリーが別になっているSONYのアクションカムと比較してマイナスですね。SONYのは予備バッテリーを持っていれば交換してすぐに撮影再開できます。

レンズ部分がむき出し

保護ガラスがむき出しなのでケースなど欲しい
正確にはレンズの保護ガラスですが、カバーなどが別売りでもされてないので、取り扱いに少し困ります。その代わり保護ガラス部分の交換キットが販売されています。コンデジ用のポーチとかに入れて持ち運ぶのがよさそうです。これまたサードパーティーがレンズキャップ発売しています。

ウォーターハウジングがない

純正アクセサリとしてウォーターハウジングはありません(サードパーティは出してます)。本体が10m防水になっているので、水遊び程度までなら問題ないとは思いますが、水中に飛び込むなどのちょっとハードな物になると10m防水程度では少し不安が残ります。GoProの文化なのでしょうか、アクセサリ類はサードパーティに任せている部分も多い気がします。

■まとめ

この大きさはかなりイイです!昨年の発売当初から価格改定を繰り返して現在は3万弱程度の価格になっているのもお手軽でいいと思います。SONYのアクションカムみたいにモニタもできるリモコンがないのが難点ではありますが、画質に関しては文句ないです。アクションカム初心者にはいきなりコレをオススメするのはちょっと躊躇われますが、編集前提で2台目以降のアクションカムを探している場合は選択肢としてありかなと。4Kもということになれば僕個人はSONYを推します。

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