2016年2月発売のCP1200 |
友達と会った時に一緒に写真を撮ったりしますよね?そんな時写真はどうでしていますか?僕はこのコンパクトプリンタを持ち歩いて、その場でプリントアウトして配っています。スマホの普及で誰もがカメラを持ち歩いている状態になったもののデジタルデータでしか保持しなくなってしまいました。そんな今だからこそ、プリントアウトした形であげると喜ばれます。
キヤノンが2016年2月に発売したSELPHY CP1200、前モデルのCP910との比較もしながらレビューしていきます!
■外見
CP1200(左)とCP910(右) |
CP910と比較して丸みをおびた形状になりました、操作方法は変更ありません。大きな違いはACアダプタではなく、バッテリーを使う場合、直接本体に取り付けられるようになった点。
■機能比較
CP910と印刷性能に差はありません。大きさと重量が若干ですが増加しています。が、これは外見でも書きましたが、バッテリーを直接取り付けられるようにしたためかと思われます。直接つけるメリットの方が大きいので810 gから860 gへの50 gの増加は許容範囲です。印刷品質は共に300 dpi × 300 dpi 256階調カラー。 昇華型プリンターなのでインクジェットの様なドット(網点)は目立たないためこの解像度でも十分です。
■ここがイイ!
バッテリーを直接本体に接続可能。
背面にはアダプタ接続端子とバッテリー接続スペース |
このように直接取り付けが可能 |
CP910はACアダプタではなくバッテリーを使うにはチャージャーアダプターCG-CP200を別途購入してバッテリーを接続しなくてはなりませんでした。しかしCP1200では本体背面に直接取り付けられるようになり、持ち運ぶ時の荷物が減りました。
いろいろな方法でデータを印刷可能。
- SDカードから印刷
- Wi-Fiで接続して印刷
- PCから印刷
コンデジで撮影した場合、大抵はメモリはSDカードだと思います。それを直接CP1200に挿入してCP1200上でトリミングなど行って出力が可能です。また、PCにUSBケーブルで接続、スマホからWi-Fiで接続も可能です。Wi-Fiは主にスマホでの接続を意識しているかと。スマホにキヤノンのアプリをインストールしてそこから印刷することになります。CP1200とのWi-Fiでの接続は自宅なら無線アクセスポイント経由、外出時はダイレクトに接続とどちらも可能です。いろいろな方法で写真を撮ったその場でプリントアウトが可能!
いろいろなサイズ。
プリクラサイズ(左)、L判(右上)、カード(右下) |
■ここがダメ。
トリミングが正確に反映されない。
唯一といっていいほどの不満な点です、本体でトリミングする場合は、ある程度の余裕を持ってトリミングしないと端が切れる事がよくあります。それぞれの印刷サイズに応じたトリミングになってない?拡大するときも段階がかなりアバウトなのも残念。トリミングに関してはもう少し次の機種に期待したいですね。
UIの操作に対する反応がちょっと遅い。
ボタンを押してからやや遅れて画面が遷移していく感じ。ラグがあると言えばわかりやすいでしょうか。今の時代スマホもレコーダーもサクサク反応することに慣れてしまっているので、このラグはちょっと気になります。この価格って事を考えると仕方ないとは思いますが…。SDカードから印刷するときに写真を選ぶ時にストレスを感じます。MicroSDが直接読めない。
MicroSD→SD変換アダプタを使えば読み込めます。アクションカムはMicroSDです、今後コンデジもコンパクト化が一層進めばMicroSDになる可能性も大です。できれば本体に直接挿せるようになると変換アダプタ忘れて読み込めないなんてことにならないのでうれしいですね。バッテリーが直接接続できるようになった事でCP910での不満がほぼ解消されたので、無理やり感の否めないダメポイントになってしまいました(笑)
■まとめ
CP910を使っていて、外に持ち出す機会が多かった方は、買い替えオススメします。新たに発売になったバッテリーパック NB-CP2LHはいままでより容量が増えL判54枚から70枚印刷可能になっているので、こちらも買うとさらに屋外での印刷が楽しめます。もちろん従来のバッテリーパック NB-CP2Lも使用できます。印刷方式が昇華式なのでコストがかかるのは仕方ないです、印刷品質を見れば納得できると思います。結局は紙というよりはインクリボンが主な価格という感じなので…。L判程度の写真しか印刷しないけど家にプリンタ欲しいという人はインクジェットのプリンタではなくこういった写真専用の小型プリンタも考慮に入れてもいいかもしれませんね。Amazonで買う
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